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福岡市は、市役所1階ロビーを市民が集う場、情報発信を促進する場として改修することを今夏に発表しました。
≫読売新聞 福岡市役所にカフェ、来春にもロビーに開設 イベントがない時の市役所横・西側広場は閑散としていて、市役所1階ロビーも暗く、憩える雰囲気ではありません。市役所で用事を済ませた人が少し休憩している程度です。 ![]() ロビー内に情報プラザというチラシなどが置かれているスペースがありますが、人口150万人の都市の情報発信拠点としては些か心許ない現状です。 福岡市役所は福岡市の中心・天神に位置する好立地で、さらにいうと、東にアクロス福岡と天神中央公園、西に広場、きらめき通りと、建て込んでいる天神の中では抜けがある場所に位置しています。 ![]() この面白い場所と反比例のもったいない現状、特にロビーを変えるというのは非常に良い試みだと思い、続報を楽しみにしていました。 しかし、私が目を離していた間に、イメージ図の公開と設計事業者の公募が行われ、昨日、株式会社フジヤと環境デザイン機構に決まったようです。 ・市長会見(動画)、(テキスト) ・市役所1階ロビーと西側広場の整備計画について(pdf) ・福岡市本庁舎1階ロビー改装工事設計業務プロポーザルの最も適した設計者の特定について ![]() 事業者が決まって、これから実施設計が始まるという時点ではありますが、イメージ図があまりに陳腐で、情報を提供し賑わいを作っていく姿勢がみられないことに不安を感じます。 前述の通り、市役所庁舎はもったいない状況にあり、また、福岡市はシティプロモーション事業を行うなど、広報力の強化を進めています。 市役所ロビー改装は、まさにその広報力を発揮する都市情報の発信拠点、そして市民と行政の交流拠点を計画するものであり、非常に重要なプロジェクトといえます。 この「都市情報の発信拠点」というものに、いかに可能性があるか、デザインが必要か、私の研究対象でもある書籍「シビックプライド」にヒントがあるように思います。「シビックプライド」は、都市と市民の接点“コミュニケーション・ポイント”の一つとして「都市情報センター」を挙げており、次のように説明しています。 “都市の過去・未来・現在の情報を共有し、理解を促し、体験を提供する。多様なメディアによる展示と、集まりの場として対話、情報交換ができるようなプログラムをもつ。人目につきやすい立地、憩いの場の提供など、幅広い層の人々を呼びこむ実空間であることが重要。” 福岡市のイメージ図には、立地・憩いの場の提供は描かれていますが、人々を呼びこみ集める「空間」性や都市への理解を促し体験を提供する「運営」の姿勢が欠けています。 (「人目につきやすい立地」についても、ただロビー内部の設えを変えただけでは、暗い雰囲気は変えられないので、きらめき通り〜広場〜ロビー〜公園と公共空間が抜けるような設計が必要でしょう。これは設計事業者に期待したいところです。) この不完全といわざるをえない市の提案に対し、「こんな場所だったら情報発信・交流拠点といえるのでは?」と思える事例を、勝手に紹介してみたいと思います。 日本・世界の優れた都市情報センター 都市情報の発信を目的とした事例 ・URBIS/マンチェスター シビックプライド掲載。「都市生活のミュージアム」というコンセプトで、ワークショップスペース、地元テレビ局のスタジオ、カフェなどが入っている。 ・ハーフェンシティのインフォセンター/ハンブルク 「シビックプライド」掲載。ハーフェンシティの再開発の情報を提供する拠点。巨大都市模型で再開発の全貌を理解できる他、工事現場に展望台を設置しており、市民は「いま街が作られている」というライブな体験を共有する。 まちづくりやコミュニティ形成を目的とした事例 ・BMWグッゲンハイムラボ/ニューヨーク、ベルリン、ムンバイなど ![]() 世界各国を巡る移動式の都市研究所。オープンかつカジュアルに街のこれからを知って語れて体験できる。特に都市のシュミレーションを体験できるゲームが秀逸。ゲームエンドの”Your city may be the future of all city”というメッセージはシビックプライドを感じさせる言葉。日本人建築家アトリエ・ワンが設計。 実際に参加された方のレポートはこちら。 ・バンク十和田/十和田市 十和田の商店街に新たな活力を生むコミュニティーセンター。 ”バンク十和田は、十和田の魅力を自分たちで探しだし、(中略)日本全国と海外の人たちに「十和田を届けたい」という気持ちから生まれました。”(HPより引用) ・武蔵野プレイス/武蔵野市 日本各地で形骸化しているコミュニティセンターだが、武蔵野プレイスはそれを超えることを意識している。”図書や活動を通して、人とひとが出会い、それぞれが持っている情報(知識や経験)を共有・交換しながら、知的な創造や交流を生み出し、地域社会(まち)の活性化を深められるような活動支援型の公共施設をめざしています” ・柏の葉UDCK/柏市 柏の葉のまちづくりを公民学が連携し、市民と共に考えるアーバンデザインセンター。大学が運営に関わることで、開発と学術的研究と生活が同時並行する実験都市。最近は都市情報センターについても研究している。 創造都市の文脈で… ・BankART NYK/横浜市 歴史的建造物をリノベーションした、創造都市・横浜の拠点。展示室、ワークショップスペース、バーなどが入っている。 ・KIITO - KOBE DESIGN HUB/神戸市 「デザイン都市・神戸」という都市戦略のシンボルとして神戸をセールスする拠点。 観光客など市外の人をターゲットとした事例 ・ココナラカフェ/奈良市 代官山にある奈良県のアンテナショップ・カフェ。一般的に行政の東京事務所は永田町などにあるが、若者に奈良をPRするために代官山に開業した。 ・the city of london information centre/ロンドン ロンドンの観光案内所であり、ロンドンの玄関口。シンボリックな建築が旅のワクワク感を加速する。 飲食店が都市に賑わいを生んでいる事例 ・ACE HOTEL/シアトル、ポートランド、ニューヨーク 来訪者だけでなく、住民も思い思いに過ごし、そこから文化が生まれるホテル。これはもう、ただただかっこいい。 ・DINNER/ニューヨーク・ブルックリン 週5日行きたくなる街のレストラン。 ・A-FACTORY/青森市 シードル工房と市場の複合施設。観光資源の発掘や新たな事業機会の創出など、青森エリアの活性化が目的。運営主体はJR東日本。 広場と情報発信拠点が一体となった事例 ・フェデレーション・スクエア/メルボルン 市民が喚起する場としてのエンターテイメント広場。美術館などの文化施設に囲まれた広場で、毎日イベントが企画・運営されている。サッカーのパブリック・ビューイングでは1万人以上が集まる。 ![]() 拠点ではないが、同じくらいの人口の都市の試みとして ・ブリストル・レジブル・シティ/ブリストル 「シビックプライド」掲載。都市のフォント、マップ、サインから交通システムまで、都市の体験をトータルにデザインする一大プロジェクト。ブリストルの人口は160万人、福岡市は150万人。これくらいの規模の都市でもトータリティを仕掛けることができるという参考例。コーディネートをしているのは行政出身のマイク・ローリンソン氏が代表を務めるCity IDという都市コンサル会社。 以上、駆け足気味でしたが、先行事例の紹介でした。 挙げた事例は、全てが情報発信やまちづくりを目的とした施設ではなく、また運営主体も官民様々です。しかし、都市情報、平たくいえば「まちの中身」をきちんと市民(×住民)に伝えようとし、伝わるにはどうしたらいいかを考え、独自の試みを行っています。 また、どうすれば人々が集う空間になるか、憩える空間になるか、文化や出会いが生まれる交流と創造の場になるかを考え、総合的にデザインされています。ここでいうデザインとは単なる設計ではなく、運営の意味も込めたデザインです。 市税を投じて、一等地にあるロビーを活かそうと改装するならば、それだけの情報発信能力、デザイン、空間、仕組みを計画してほしいものです。 カフェの事業者公募は今月中に行われるようですが、飲食は唯一福岡で自慢できる観光資源なのだから、間違ってもチェーン店なんて入れないでほしい。行政の公募なので厳しいと思いますが、地場の魅力的なカフェ資源を活かしたカフェの選定ができないものでしょうか。 日本では哀しいかな、設計事業者は”最初”にしか関われないので、カフェ事業者が交流の場の運営を担っていくような、情報発信と賑わいづくりが一体となった仕組みづくりとなると、市役所ロビーは「福岡のロビー」になれるのではないでしょうか。 いや、むしろ、私がカフェの店員になりたい。 今後もこのプロジェクトに注目していきたいと思います。
CITY TWISTER - Fukuoka
![]() *concept シティ・ツイスターは都市の普段と違う楽しみ方を SPOTとACTIVITYで提案してくれる、シティエンジョイ・ツールです。 本物のツイスター同様、命令には逆らえません。 「ここでこれを!?」と思っても、工夫して遂行しましょう。 Enjoy your city! *やり方 1、つくる 2、針を回す 3、針が止まったSPOTへ行く 4、針が止まったACTIVITYを行う 注)Favorite spotに止まったら、あなたのお気に入りの場所へ、 Unusual Playに止まったら、普段やらない事をしてね! 5、フリスビーにして遊ぶ *こんな方におすすめ ・いつもと違うことがしたい、あまのじゃくな私 ・友人と何を食べるかであみだくじまでする優柔不断な私 ・楽しい事がしたいけど、探すのは面倒臭い怠惰な私 *材料 ・印刷したシティツイスター ・ダンボール(または本物のツイスター) ・針 ・天に身をまかせるココロ ・どこを指されても大丈夫な交通費 ーーー 思い立って作ってみた。 グラフィックセンスなんて知らないぜ! これでお盆はばっちりだ! 気が向いたら、かっこ良くするかも!ね!
モテ声診断が最新記事なのが恥ずかしいので更新。
ちょこちょこと建築見学記録とかをいじっています。 近況としては修論に光明がさしたり、ちょっと曇ったり。 福岡/シビックプライドという2大軸はもちろん 状況時から変わらないのですが、 それをどういう点から測るかということに ずっと苦心していました。 もう12月くらいから大不調でした。 自分研究向いてないわ・・・と自身喪失するくらい。 けど、できるところから進めていて(基本的なことね)、 最近、これでシビックプライドのことを語れるかは分からないけど、 一番近いかも?みたいなものを先生とのゼミの中で見出して、 いやもうほぼ見出されて、 うまくいくか分からないけど、とりあえず進んでおります。 しかし、建築学専攻が名ばかりなくらい、 全然建築の研究ではないです。 かすりもしないかも。 デザインの領域ではありますが、 直結する既往は伊藤研のものだけで、 あとは広報とか行政とかマーケティングとか そういう辺りをまんべんなく知識いれていかねばならず、 1歩進んで2歩下がるな感じの日々です。 でも、たぶん大丈夫ではないかと 最近は少し安堵できている感じです。 (5月いや6月頭くらいまでは 絶対提出できない!卒業できない!と 真剣に思っていました) あとは私の頭の柔らかさとタイピングのスピードと整理能力次第。です。 ああ、近況ではなくて、何か新しい発見とかをブログに書きたいのですが・・ とりあえず、書かない可能性80%の 書きたいことリストをば。 ・上京後1年が過ぎ・・・東京と福岡の違い ・居住環境編 ・お仕事環境編 ・学び環境編 ・都市構造編 ・買い物環境編☆ ・ざっくりとした私の夢〜こういう事が近い将来したいのよ ・シビックプライドについて〜研究の中での発見! ・ライフスタイルセレクトショップー生活を編集し伝える ・シビックプライドキャンペーンのもつトータリティ/都市像 ・私生活 ・gleeにはまった! ・嵐が好きだ! ・インテリア熱再燃! 海外インテリアブログ巡り 以上。
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Katatae Yuka
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